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  • Photographer:種田智典 / Tomonori Taneda
  • 1978年3月31日生まれ。東京都出身。
  • 「きっと、普通の人よりも何でも3倍は時間がかかってるのが僕だと思います。迷ったり止まったりするし、気がつけば後ろに進んでるときもあると思います。それでも、少しずつ近づいていると信じて、スケートボードとスケートボーダーを追いかけていきたい」
  • 1
  • 山口昌久 / Masahisa Yamaguchi
  • 1977年9月21日生まれ。
  • 歩道橋の橋桁から歩道にかけて地盤が沈み、歪んだ歩道はスロープ状のアプローチになっていた。
  • スロープ状になった歩道から橋桁登りカーブでF/s tailslide
  • Sponsors / Instant skateboard shop、Omg!bearings、Omg!wheels、Sparkle trucks、Fresh roots(Flow)、Chiba power、Wackwack、G.I.F.T、UP project
  • 2
  • 藤原正智 / Masatomo Fujiwara
  • 1980年6月16日生まれ。
  • 歩道全体が大きく沈み、ビルのエントランス部分が剥がれていた。
  • 剥がれたエントランスを急造バンクにしてタイトなアプローチからB/s noseslide
  • Sponsors / Instant skateboard shop、Dvs、Omg!bearings、Omg!wheels、Sparkle trucks、よあそび工務店、G.I.F.T
  • 3
  • 角石裕明 / Hiroaki Sumiishi
  • 1983年7月16日生まれ。
  • 幹線道路を横断する歩道橋の基礎から地面にかけて段差ができ、今はキツめのスロープになっていた。
  • うねる段差スロープでクリーンなKickflip
  • Sponsors / Instant skateboard shop、Wackwack、G.I.F.T
  • Thanks : 今回の3枚。シャッターをきったフォトグラファーTanedaと"スケートボード"そのものの他に共通しているのは、今から1年前の地震の爪痕を前にしてプッシュするスケートショップ・インスタントのライダーたちが写っているということ。液状化現象で歪み沈んだ浦安と、浦安から長きにわたってシーンを見続けているスケートショップ・インスタント。過去にも何度か写真を見せてもらったり、個展にも足を運ばせてもらったが、彼のスケート写真は夜を舞台にしたものが多い気がする。夜にこだわっているのか、スケジュール的に夜の撮影の方がいいのか、はたまたスポット的にもそうなるのか、夜が好きなのか。理由はいくつかあるだろうし、そもそも理由など不要か。ただ、プロフィールで彼自身が言うように「それでも、少しずつ近づいていると信じて、スケートボードとスケートボーダーを追いかけていきたい」という、スケートボードの撮影者であろうとする気持ちが、その漆黒に投影されているように思える。そういう感じ、決して嫌いではない。震災前、震災後、あの日を境にしてモノの捉え方や価値観は否応なしに変化していく中で、何を思いながらプッシュし続けるのか。忘れないために、そしてそれでも進むために、彼がシャッターを押した3枚にも意味があるように思うし、この3枚は夜の写真であるのがいいと思う。(SO)
  • 「いつの間にか、非日常が日常になりつつあります。すこし変わってしまった日常の浦安を中心に、プッシュし続けるスケートボーダーたちがいます。彼らのアクチュアルな日々、スケートボードです」by Taneda
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